ふとiPhoneの写真を見返しているとオオクワガタの飼育を始めた時の写真をみつけました。
オオクワガタの幼虫のペアを購入したのが私のクワカブ飼育のスタートです。
この時は本棚の一角が飼育スペースでした。
ちなみにオオクワガタの幼虫を購入したのが2018年9月です。
今月でクワカブ飼育を始めて2年が経過したことになります。
この時はこの幼虫が羽化してそのペアを飼育できればいいなぁ。ぐらいで思っていましたが、まさかこんなこと(今の状態)になろうとは想像もできませんでした。
クワカブの沼にはまった者がどのような軌跡を辿るかは当ブログをご覧いただければ、サンプルのひとつとしてご参考(?)になるのではないかと思いますw
さてタイトルの件ですが、生意気にも飼育歴だけは2年となり、ある程度の頭数のクワカブを飼育するようになりました。
これを機に成虫用の棚が欲しいと思うようになり、購入しましたのでご紹介いたします。
また、成虫を管理しているラベルについても少し触れたいと思います。
久しぶりにちゃんと(?)記事を書こうと思いますw
じゃ、いきまっせ~
go for it!
はじめに
成虫用の棚を導入するに至った経緯についてもうちょっと喋らせてください。
冒頭だけじゃ足りません。
何故成虫用の棚を導入したか?
理由は雑虫の存在です。
我が家ではコバエこそ発生していないもののダニやトビムシは普通に存在しています。
これらを完全に殲滅することは不可能ということが、飼育歴の浅い私でも理解できました。
もう諦めました。
お互いのテリトリーを明確にし、共存していく道を選びます。
昆虫飼育者たるもの多少の雑虫ごときで怖気づいていては始まりません。
でも!!
でもですよ。
できるだけ彼らとは関わりたくないというのが本音です。
とりあえず自分が歩く場所は毎朝必ずクイックルワイパーをかけています。
観察していますと彼らは幼虫の菌糸ビンやマットから発生しています(当然か^^;)
今までメタルラックで成虫・幼虫のケースや菌糸ビンを一緒に置いて飼育してきましたが、常に一抹の不安が頭の中にありました。
それは・・・
「菌糸ビンなどから発生した雑虫が成虫のケースへ移っているかもしれない」ということです。
まぁ事実移ってたんで、こうやって成虫専用の棚を買ったわけですが。
特に厄介なのがダニです。
そうダニエル君です。
ダニって言っても普通のダニはそんなに発生していません。
普通のダニってなんやねんって話ですけど、肉眼でもハッキリと見えるあのダニです。
しかし、ホンマにヤバいのはそやつではありません。
もっと小さい。
肉眼でよぉ~~~く見ると見える奴がマジでヤバいです。
コナダニの一種だと思いますが、違ってたらスイマセン。
この記事で私と死闘を繰り広げたダニ(…だと思います)と同じ奴です。
とにかくこいつが何より厄介です。
この子なにがチートかって言うと、ものっっっすごく小さいんでケースのフタの隙間から出てくることができるんですね。
つまりケースからケースに移動することができる。
どんどん移っていく。
更に発生する時は基本大量発生です。
もうね。
数の暴力です。
ケースを持った時に「ザラっ…」っていう嫌ぁ~な感触があったら間違いなく奴がいます。
試しにケースの側面をティッシュで拭いてみるとそこには無数のコナダニが・・・!!
見つけ次第、ケースを別のものに変え、マットも全交換です。
雑虫についてはもっと語りたいですが、今日はこのくらいにしておきます。
序盤から脱線気味で申し訳ございません。
そんなこんなで、成虫のケースを幼虫の菌糸ビンとかから隔離することを目的にこの度、成虫用の棚を買いました。
成虫用の棚について
さっそくですが購入した棚がこちらになります。
でん!!
ホームセンターのビバホームで買いました。
もともとのセット+棚を追加で2枚購入しました。
「テンションフリーラック ビバホーム」とかで検索すると出てくると思います。
幅が97㎝のものと67㎝のものがあり、私はスペースの関係で67㎝の方を買いましたが、今思えば少し無理をしてでも97㎝の方を買っておいた方がよかったなと若干後悔しています。
縦の写真です。
床から天井まで突っ張ってるんですが、高さがありすぎて写真に納まりきりませんでした。
天井付近はこんな感じになっています。
上の方まで物を置けるのでスペース確保に一役買ってくれています。
まだできていませんが、これだけの高さがある棚なんで地震対策は後々やっておこうと思います。
飼育ケースについては統一できていません。
コバエ侵入抑制ケース、クリアスライダー、800㏄・1400㏄ボトルを主に使っています。
ニジイロクワガタのペアを飼育するならクリアスライダーですね。
オオクワガタの♂を飼育する場合はコバエ侵入抑制ケースorボトルのどちらかですね。
状況によって使い分けています。
温度計は磁石ではくっ付かなかったんで裏を養生テープでとめています。
あとこのラック、サイドに網が付いているんですよね。
ここに物を引っかけることができる点もお気に入りポイントです。
ラックを導入して成虫を全頭移動できたのかと言われるとそうではありません。
置ききれない子たちはメタルラックに今まで通り置かれています。
ニジイロクワガタがわんさかいます(;'∀')
あとヘラクレスも数頭。
自分としては今回購入した棚に収まるくらいの頭数で今後はやっていきたいと考えています。
というかこれ以上増えると管理が行き届かなくなるような気がします。
成虫管理ラベル
先ほどの棚を正面から見るとこんな感じです。
成虫の数もどんどん増えていっていますので、管理しやすいようにラベルを貼りました。
また、見やすくする為に種類によってテプラのシールの色を変えてみました。
シールの色分けについては、能勢YGは緑色、ニジイロは黄色…といった具合にしています。
ラベルについてはこんな感じで印字しています。
自分なりに考えて必要な項目を入れてみました。
印刷は「テプラ PRO SR5500P」を使っています。
以前こちらの記事でご紹介したものになります。
この記事を公開した後に気付いたんですが、ソフトにテンプレが用意してありまして、現在はそちらを流用し作製しております。
シールは100均で買ったケースに入れて保管しています。
ポイントは「キレイにはがせる」タイプのシールを使用する点です。
このシール、個人的にかなり気に入っています。
ケースにしっかり張り付きます。
それでいて剥がしやすいという絶妙な粘着力。
剥がした時にノリが残ることもありません。
時間の経過とともに「ペラッ」ってめくれたりしません。
優に10回以上はケース交換で貼って剥がしてを繰り返していますが粘着力が衰える気配もありません。
一度印刷してしまえばずっと使えます。
スバラシイ!
さいごに
なんか振り返ると自分ちの飼育スペースの一部を公開して、雑虫に対する不満をぶちまけただけの記事になってしまいました。
「ちゃんと記事書きます(๑•̀д•́๑)キリッ」とか言っておきながらこのザマです。
大変失礼いたしました。
クワカブ飼育3年目も多分こんな感じでやっていくと思いますが、今後もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
現場からは以上です。