当ブログでは初登場かと思います。
実は飼育していたシリーズです。
数ヶ月前にツシマヒラタをヤフオクにて落札しておりました。
我が家では珍しい国産種になります。
成熟まで生体を管理し、ブリードに成功しましたのでペアリングから産卵セット割り出しまでを飼育日誌的に残しておこうと思います。
ツシマヒラタクワガタ
まずは親虫(♂)の画像をどうぞ。
いっぱい貼りま~す(笑)
ま~じカッケーっすわ。
パラワンオオヒラタの日本版みたいな。
Japaneseパラワンとでも言いましょうか。
正直申し上げますと、ツシマヒラタはブリードする予定はなかったんですが、ふと写真を目にした時から気になって気になって…。
我慢できずにポチってしまいましたね(;´∀`)
親虫のデータは以下の通りです。
♂:64㎜
♀:35㎜
産地:長崎県対馬市厳島
累代:WF1
出品者さんが自己採集された個体からのブリード個体を購入させていただきました。
ペアリング
羽化日からの日数やゼリーの食べ具合などから十分に成熟していると判断し、ペアリングを実施しました。
まずはハンドペアリング(という名の♀の上に♂を乗っけただけのペアリング)をしてみました。
まぁすんなりいかず。
うん。アゴ縛りして同居やな。
「ヒラタ」と名前に入っているクワガタは高確率で♀を殺しちゃうんでアゴ縛り必須です。
小さめのインシュロックを100均で買ってきて縛りました。
スマトラオオヒラタほど大型ではないので、やりにくいですね。
しかし流石ヒラタクワガタ、体こそ小さいものの荒々しさはなかなかのものです。
若干苦戦しましたが、なんとか縛ることができました。
あとはボトルに♂と♀を入れて3日ほど同居です。
同居ペアリングは1週間ほどされる方もいらっしゃいますが、我が家では最近は3日くらいの短期間で済ませております。
成熟したペアなら3日もあれば十分では?というのが個人的な考えです。
産卵セット
4/20~4/30の10日間セットしました。
「累代はしたいけど爆産されても困る」というのが正直なところですので期間は短めに設定。
管理温度は冷やし虫家にて加温し25℃~26℃を維持しました。
産卵セットに♀を入れた時の写真は撮り忘れてしまいました。
一応産卵木も入れました。
割り出し(5/18)
産卵セットに♀を入れて数日後にケース側面に卵を確認しておりましたので、とりあえず「勝ち確」ですね。
じゃ割り出していきましょう。
ケースをひっくり返したところ。
もうすでに数匹の幼虫が確認できました。
割り出し結果:12頭でした。
ちょうど良い数です。
空気を読んでくれる♀で良かったです(^^)
しかし、わずか10日でこれだけの数とは。
1ヶ月くらいセットしてたらどうなってたんでしょう。
WF1のペアからの幼虫ですのでこの子たちはWF2ということになります。
我が家で飼育しているクワカブの中では最も自然に近い個体たちになりますので、ツシマヒラタは通しでマット飼育をしようと考えております。
とりあえずプリンカップにて保管し、ボトルへ移していきます。
親虫を超える立派な個体を羽化させれるよう管理していきます。
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m