遂にこの時がやってきました。
そう!
あれです!
やっと!
レックスゾウカブトの♂が羽化しました!!
では早速。
どん!!
手袋をして手の上に乗せていますが、これで大体のサイズ感が伝わるでしょうか?
サイズは約115㎜でした。
めちゃくちゃ立派な個体。
残りの2頭はまだ掘り出していませんが、おそらく我が家では幼虫時の体重からしてこの個体が最大になると思われます。
あ、ちなみに私は人より皮膚が弱いので虫を持つ時は大体手袋をしています。
レックスゾウカブトを素手に乗せている方を時たま見かけますが、私には真似できません。
やろうものなら鋭利なツメによって手が血だらけになるでしょう(笑)
ケースの底から蛹室の一部が見えていたので、羽化していたのは分かっていました。
羽化より1ヶ月近く経過したであろうタイミングで我慢できず掘り出しを行いました。
蛹室の上部をパカってとった時。
一瞬フリーズ。
デカすぎん?(笑)
持ち上げて手にした時。
重すぎん?(笑)
いや、こんなん6畳未満の部屋で飼育して良い虫なん?(笑)
ウチのレックスゾウカブトはペルーの虫ですが、(wikiに書いてあったけど)
そら、この虫が飛んできたら、家のガラス割られるわ。
南米エグいって。
恐ろしいくらいの存在感。
持ち上げて手に乗せた時、若干震えたもんね。
幼虫期間が長かったってのもありますが、生体の大きさも相まって
ありえんくらいの達成感。
満ち満たされたました。
きったねぇ字で大変恐縮ですが、戦いの記録です。
羽化まで3年半かかりました。
幼虫を購入し、飼育を開始しましたので、実質我が家で過ごした期間はちょうど3年。
3年っスよ。3年…!
楽しい時も辛い時も一緒に過ごしました。(同じ部屋にいただけですが)
幼虫を購入した時はちびっ子だったウチの子供も今春からは中学生です。
マジでレックスゾウカブトを何十頭何百頭と飼育している人、尊敬します。
累代の予定はいまのところありません。
スペースと時間とお金が無限にあればなんぼでもやりたいんですが、なかなかそうはいきません。
この個体が天寿を全うしたのち、標本として残そうと考えています。
ですので、長らく続いたレックスゾウカブトの記事はこれにて、ひとまず【完】になります。
いらっしゃったかは存じ上げませんが、毎回このシリーズを楽しみにしていただいていた皆様、今までありがとうございました。
未後食の休眠状態の今だからこそ、と思いたくさん写真を撮りました。
以下、フォトギャラリーになります。
以上になります。
レックスゾウカブト。
ひとまず成虫羽化まで漕ぎ着けることができ、満足しております。
これからも変わらず昆虫飼育を楽しんでいきたいと思います。