そつがないのそつってなに?

基本スタンスは現状維持。事なかれ主義の意識低い系一般ピーポーが綴る雑記ブログです。

漫画『ROOKIES(ルーキーズ)』に出てくる格言・ことわざをまとめてみた

スポンサーリンク

どうも、くろいちです。

 

いつも当ブログへお越しいただきありがとうございますm(_ _)m

 

さて、本日はいつもと違った感じの記事になります。

 

普段クワカブ関連のネタにほぼ全振りしている当ブログですが、皆さん何かお忘れではありませんか?

 

そう。
当ブログは「雑記ブログ」です。

 

運営している私自身が忘れそうになっていましたがw

 

「好きな時に好きなこと」をモットーにブログをやっていますので、もっと雑記雑記していこうと思います。

 

ということで。

本記事は私の大好きな漫画『ROOKIES(ルーキーズ)』に出てくる格言・ことわざをただただまとめていくという記事になります。

ブログを始めた当初から書きたいと思っていた記事のひとつです。

誰にも読まれない記事になるかもしれませんが、私がやりたいからやります。
書きたいから書きたいと思います。

はじめに

ルーキーズを読んだことがある方ならご存知だと思いますが、漫画の主人公である川藤幸一(以下、川藤先生)が作中に偉人の格言やことわざを発するシーンが結構あります。
その格言を集めた記事になります。
ご注意いただきたいのは、当記事は登場人物の名言集ではありません。
また、若干のシーン背景なども記載しようと思いますので、本記事一部ネタバレ注意となります。

『ROOKIES(ルーキーズ)』について

Wikipediaより引用させていただきます。

『ROOKIES』(ルーキーズ)は、森田まさのりによる日本の野球漫画、また、それを原作としたテレビドラマ、映画。
1998年から2003年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載され、連載後半には作者の体調不良による休載が続くこともあったが、掲載は233回を数えた。
単行本は全24巻の新書版(ジャンプ・コミックス)と全14巻の文庫版(集英社文庫コミック版)が出版されている。シリーズの売上累計が2000万部を達成している。

『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

 

ちなみに、私はドラマと映画は観ていません。

 

物語について。

二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一(かわとうこういち)。
ニコガクの野球部は、かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部であったが、部員の起こした不祥事により活動停止に追い込まれ、現在では不良の溜まり場と化し、部員達は自暴自棄になっていた。
そんな部員達の心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤は野球の「や」の字も知らなかったが、自ら顧問となって野球部の再建に乗り出す。
初めは川藤を馬鹿にしていた不良部員達も、次第に彼の親身になって自分達と向き合おうとする態度に心を動かされ、様々な試練や逆境に見舞われながらも一致団結して夢の甲子園を目指し奮闘していく。

『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

 

ダラダラと書きませんが、とにかく最高の漫画です。

 

『ルーキーズ』は私の人生のバイブルです。

 

もう何回読み返したでしょうか。
私が持っている漫画の中で周回数は間違いなくダントツです。

 

初めて読んだのは中学生の頃で、当時は週刊少年ジャンプで連載されておりました。
毎週のジャンプの発売日が待ち遠しかったのを覚えています。
当然、コミックも全巻買い揃えました。

 

今まで大学進学、就職、結婚、転勤と計4回の引っ越しを経験していますが、ずっとコミックは持ってきています。

 

多分この先も手放すことはないと思います。
マジで棺桶に入れてほしいくらいの勢いで大好きな漫画です。

格言・ことわざ集

※引用に記載している巻数については単行本での巻数になります。

 

「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」
出典:「史記」陳渉世家(「ROOKIES」1巻1話 集英社/森田まさのり)

安仁屋たちが先輩の努力をムダと言い、笑っているところに出くわし、それを発言した安仁屋に対して言う言葉です。

続いて「志の大きさは その人間の大きさだ 夢を持った人間をバカにするな」と言い残し、その場を離れます。

 

「小人閑居して不善をなす」
出典:「礼記」大学(「ROOKIES」2巻12話 集英社/森田まさのり)

野球部としての活動を開始すべく御子柴と部室の片付けをしている時に部室に置いてある不要物のほとんどが盗品だと知り言う言葉です。

「徳の至らない人は暇でする事がないとつい悪いことをやってしまう
言いかえれば目的をもってがんばっている人は悪い事してる暇なんてないってわけだ」と続けます。

 

「過って改めざる これを過ちという」
出典:「論語」衛霊公第十五29(「ROOKIES」2巻12話 集英社/森田まさのり)

先ほどのシーンのすぐ後に出てきます。
盗品のほとんどは自分が盗んできたと告げ、自ら片付けに参加した関川が「俺だって笑って卒業してーんだ」と言ったあとに川藤先生が言う言葉です。

 

「志の固き人は幸いなるかな 汝は苦しむ しかれども長くは苦しまず。又誤って苦しまず」
(byテニスン「ROOKIES」2巻16話 集英社/森田まさのり)

遂に川藤先生が問題を起こしたのかと邪推した校長に対して、皮肉と決意を込めて発言した言葉です。

 

「天網恢恢疎にして漏らさず」
出典:「老子」73章(「ROOKIES」2巻17話 集英社/森田まさのり)

(新庄が)イライラしている時に出くわした街の不良たちとケンカになります。
多勢に無勢。流石の新庄も1人対7人では勝ち目がありません。ボコボコにされてしまいます。
そこへ駆けつけた川藤先生が不良たちから新庄を救出(ケンカを売ったのは新庄で、新庄も相当の不良だけどw)する際にこの言葉を発しながら不良をぶん殴りますw

あんた教師じゃね?人殴って大丈夫なん?w

「生徒は死んでも守る」らしいです。

 

「人に交わるには信を以てすべし!おのれ人を信じて人もまたおのれを信ず!人々相信じてはじめて自他の独立自尊を実にするを得べし!」
(by福沢諭吉「ROOKIES」2巻17話 集英社/森田まさのり)

上記の救出劇のあと新庄と会話をするシーンでの言葉。

仲間から孤立し始めた新庄に対して「(新庄が)誰よりも友情の大切さを知っている」と諭し、この言葉を贈ります。
そして最後に「忘れるな!俺はいつでもお前の見方だ!!」と伝えます。

 

印象的なシーンですね、

少し脱線しますが、私は登場人物の中で新庄が一番好きです。

川藤先生が言うように友情やチームがどういったものかを一番理解しています。

序盤はその思いが強すぎて逆に孤立してしまいますが、物語を通して一番キャラがブレていないのも新庄なのかなと思います。

 

「機会は鳥の如し飛び去らぬ前に捕えよ」
(「ROOKIES」3巻22話 集英社/森田まさのり)

若菜たちが野球部に入らないと川藤先生がクビになってしまう状況で、若菜は川藤先生を困らせる為に冗談で「野球じゃなくサッカーがしたい」と言います。
自分がクビになることなんかそっちのけで生徒が夢を持ってくれたことが嬉しくて堪らない川藤先生はサッカー部の顧問へ若菜たちを入部させてほしいと懇願します。
その条件としてサッカー部のグラウンドの草むしりを完了(到底無理な条件)させることになり、これはチャンスだぞ、自分も手伝うから一緒に草むしりをやろう!と若菜を誘うシーンでの言葉です。

 

「寛大は正義の花である」
(byホーソーン「ROOKIES」4巻29話 集英社/森田まさのり)

3年生へ暴力行為(先に仕掛けたのは3年生なんで仕返しでしたが)をしてしまった野球部員を集め「退学ものだ」と詰め寄る校長に対して切り返した際に川藤先生が言った言葉です。

 

「案ずるより産むが易し」
(「ROOKIES」5巻40話 集英社/森田まさのり)

練習時のもめごとで亀裂が入る若菜と桧山。
練習に来なくなった若菜を心配している川藤先生をよそに、夜の学校で特訓をしている2人(若菜と桧山)を見つけた際に言う言葉。

 

「遠き慮りなき者は必ず近くに憂いあり」
出典:「論語」衛霊公(「ROOKIES」5巻45話 集英社/森田まさのり)

スプレーでガチガチに固められた関川の頭を洗う時の言葉です。。。

 

「怒りは無謀を以て始まり後悔を以て終わる」
(byピタゴラス「ROOKIES」5巻47話 集英社/森田まさのり)

相手投手の危険球によりキレそうな若菜を鎮める為に川藤先生が言った言葉です。

 

「雉も鳴かずば撃たれまい」
(「ROOKIES」8巻70話 集英社/森田まさのり)

川藤先生は地方から転校してきて学校になじめていない亀山に1日マネージャーを頼みます。
影の薄い亀山は人に名前を覚えてもらえないことを悩んでいると川藤先生に打ち明けます。
そのシーンでの言葉ですが、言ったあと「例えが違うか…?」と続けます。

 

「鬼の中にも仏」
(「ROOKIES」9巻83話 集英社/森田まさのり)

珍しく落ち込んでいる真弓先生に川藤先生が言う言葉です。
これも言ったあと「ちょっと(例えが)ちがうかな」と続けます。

 

「断じて行えば鬼神もこれを避く」
(「ROOKIES」10巻91話 集英社/森田まさのり)

宿敵・目黒川高校との練習試合の直前。
すごいメンバーとの試合に緊張する御子柴に対して「俺たちは俺たちの野球をやるだけだ」とこの言葉を贈ります。

 

「船頭多くして船山へのぼる」
(「ROOKIES」12巻107話 集英社/森田まさのり)

実力者揃いだがチームがバラバラになっている目黒川高校に対しての発言。

 

「鰯の頭も信心から」
(「ROOKIES」15巻137話 集英社/森田まさのり)

平塚が中学の後輩に吹き込みまくってたウソがバレた時の話に出てきます。以上。

 

「礼儀作法は敬愛の意を表する人間交際の要具なれば いやしくもこれをゆるがせにべからず」

(by福沢諭吉「ROOKIES」15巻139話 集英社/森田まさのり)

 卒業式。マナーの悪すぎる卒業生たちにブチ切れて勝手に登壇し演台に頭突きをかまし、流血しながらの一言。
会場は一気に静まり返った。

 

「天は自ら助くる者を助く」
(「ROOKIES」16巻150話 集英社/森田まさのり)

極悪野球部に入りたくて入学してきた新入生の上坂と対峙する際に言う言葉です。

 

「男子志を立てて郷関を出づ 学若し成らずんば死すとも帰らず 骨を埋むるあに墳墓の地を期せん 人間いたる所青山あり」

(by釈月性「ROOKIES」18巻171話 集英社/森田まさのり)

運命の笹崎戦。

序盤、自身のプライドが邪魔をして不甲斐ないプレーをしてしまった安仁屋。

気合を入れる為に自ら「先生、殴ってくれ」と川藤先生に頼みます。

「甲子園に行きたい」と強い決意表明をした安仁屋に対しこの言葉を発し、殴ります。

そして何故か先生も殴られて(笑)2人がバックヤードから出てきます。

川藤先生いわく「ついで」とのこと。

 

「堅忍不抜」
出典:「蘇軾 晁錯論」(「ROOKIES」18巻175話 集英社/森田まさのり)

笹崎戦。試合中にケガをしながらもプレーしていた若菜を称え、チームのみんなを鼓舞する際に川藤先生が言った言葉。

 

「為す者は常に成り行く者は常に至る」
出典:晏子春秋(「ROOKIES」19巻183話 集英社/森田まさのり)

笹崎高校野球部の過去を知り、試合に勝つことを誓った川藤先生が言った言葉。

 

「試練はそれを乗り越える事ができる奴にしか訪れない」
(「ROOKIES」19巻184話 集英社/森田まさのり)

観客からのブーイングを浴び落ち込む濱中に対しての言葉。
(ブーイングの原因は全て濱中自身の行動の所為ですが…)
これは川藤先生の言葉でしょうか。調べても分かりませんでしたが、とても好きな言葉ですので記載します。

 

「勇断なき人は事をなすこと能わず」
(by島津斉彬「ROOKIES」20巻190話 集英社/森田まさのり)

打席でのバッティングを許可されていない笹崎のエース川上。
打席の端に立ちスイングしてこない川上に対して全力投球を続ける安仁屋。
そんなシーンを見ながらの言葉。
川上のバッティングを許可しない千葉監督へ向けた描写になってます(直接は言っていない)

 

「君よ青春の夢に忠実であれ」

(by F・フォン・シラー「ROOKIES」21巻199話 集英社/森田まさのり)

千葉監督より禁止されているスイングをしてしまった川上へ向けた言葉。
「グッドスイング」と言いながら川上の肩に手を伸ばし、称えます。

さいごに

緊急事態宣言下の、ある意味特別なGW。
当然我が家も絶賛引きこもり中です。
時間もありましたので久しぶりにルーキーズを一気読みしました。

 

いけませんね。年齢を重ねると。
涙もろくなっちゃって。

 

10代で読んだルーキーズ。
20代で読んだルーキーズ。
30代で読んだルーキーズ。

 

どれも全く感じ方が違いました。
そしていつ読んでも色んなことを教わった、考えさせられた気がします。

 

森田先生ありがとうございます。

 

さて40代で読むルーキーズはどんな感じになるんでしょうか?
もう少し先のことですが今から楽しみです。

 

大切なことなんでもう一度言います。

 

『ルーキーズ』は私の人生のバイブルです。

 

 「道を切り拓くものは自信と勇気だ」

(by川藤幸一「ROOKIES」24巻233話ほか 集英社/森田まさのり)

 

 本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m