敗北続きの私の人生ですが、今日の今日まで他人に負けたことがなかったものがひとつだけあります。・・・ありました。
それが「水切り」です。
当ブログで何度か触れていますが私は奈良の山奥で生まれ育ちまして、まぁなんにもないところでして。
でもありました。近所に大きな川が。
ただやっぱりなんにもないので、子供の頃から山と川が遊び場でして、夏になると毎日、本当に毎日、川で泳いだりして遊んでいました。
水切りもたくさんやりました。
そうですね。例えば・・・
「今まで投げた水切りの回数」が頭の上に数字で表示される世界線なら、自分は結構バグった数字を表示していると思います。
あくまで一般の方に比べれば、と言う話ですが。
んで、まぁ友達と水切りをやっても誰にも負けなかったわけですよ。
いうてガキがキャッキャやってる程度のレベルなんで、知れてますが。
それでも「地元じゃ負け知らず」状態だったんですね。
んでんで。「水切り大会」なるものがあったことは存じておりましたので、今回ちょうど大会開催の情報をゲットし、参加できる場所・日程だった為、参加してきました。
上で負け知らずとか書いてますが、今は自分が子供の頃とは違いネットで情報を得ることができます。
当然参加する前から画面越しに大会の様子は確認できるので、私程度の実力じゃ太刀打ちできないことは理解しておりました。
でも大会に参加してみたいという気持ちはずっと強かったんで、参加申し込みをしました。
自分なんかが参加しても大丈夫なんか?っていう不安はありましたが、「単純に今日は水切りを楽しもう!」と思って行ってきました。
前置きが恐ろしく長くなってしまい申し訳ございませんm(__)m
以下、本日参加してきた大会について記載いたします。
大会は大きく分けて4つの部門がありました。
◆チャンピオンシップ部門
◆一般部門 男性
◆一般部門 女性
◆キッズチャレンジ部門
私は迷うことなく一般部門(男性)を選びました(笑)
スタートする前から「井の中の蛙大海を知らず」状態だったんで。
(あ、大海と大会がかぶってんな)
一般部門は1人5投して跳ねた回数を競います。
順番に投げていき、ついに私の番になりました。
いや緊張しましたよ(笑)
今までこんなに大勢の前で水切りしたことなかったんで。
会場、全員で50人くらいいたかな?
ほぼ皆んな見てるなかで投げるんですから。
でも、司会進行の方が「今日はどちらから来られました?」とか「投げるのはゆっくり自分のペースでいいですからね」と緊張をほぐしてくれて、割と自然体で投げることができました。
結果は15回でした。
(5投したなかで1番回数の多かったものが記録になります)
今まで正確に数えたことはないですが、マイベストは20回くらいだと思いますので、本番で十分すぎるほどの結果を残すことができ、とても嬉しかったです。
跳ねる回数が10回を超えたあたりから、見ている皆さんから「おぉ・・・」みたいな声があがるんですが、これがですね。快感なんですよ(笑)
今日はじめて味わった感覚です。
最終的な順位は6位でした。
19人中ですけどね。
個人的には大満足の結果です。
んで、一般部門の上位6位までがなんとチャンピオンシップ部門に参戦できるという情報が。
ただ、6位が同着で3人いた為、全投合計で回数の多い方が選ばれ、私はチャンピオンシップ参戦はできませんでした。
肝心のチャンピオンシップ部門ですが、もうレベチもレベチ。
ハイレベルすぎて、度肝抜かれました。
この川でやったんですが、大体の方が対岸に石が到達→コツって音がして、回数計測不能になるという、意味不明な状況になっていました。
あ、ちなみに(今回の大会の)チャンピオンシップ部門は回数+フォームの綺麗さなど芸術点的なものも加味されるシステムになっていましたので、回数が多いイコール勝ちではなかったです。
特筆すべきは、世界チャンピオンの橋本さんも参戦されていて、1投1投凄まじい水切りを披露されていました。
橋本チャンピオンの水切りを見ていて、「そういや世界一って生で見たの初めてかもな」とか考えていました。
日本一じゃなく世界一ですからね。
それだけでも参加した意味がありました。
スマホで動画にも収めましたが、許可をいただいたわけではありませんので公開はできませんが、Twitter・YouTubeとかで探したらすぐに見つかると思います。
ご興味ある方は是非。
さいごに
今日はとても暑かったですが、水切り大会に参加して、本当に良かったと思います。
自分の水切りの現在地がわかったこと、新しい世界に触れることができたこと、とても新鮮でした。
この界隈もガチって水切りに取り組んでいる方がたくさん。
チームみたいなのもあるのかな?
関東近隣県だけではなく、広島や大阪、愛知など遠方から来られている方もいらっしゃいました。
すごい情熱です。
私自身、刺激を受けました。
次回も機会があれば参加したいと思います。
まずは練習しないと、ですね。
ただ、さいたま市内だと気軽に水切りできる場所ないんですよね。
最低でも1時間くらい車で川原を求めて走らないといけない。
井上雄彦先生の「リアル」で「日本は学校を卒業したらバスケをする場所がない」的なことを野宮が言っていたシーンがあったような気がしますが、そんな感じです(いやちょっと違うか?w)
でも、できることはやってみようと思います。
今日から数日は筋肉痛で右腕が機能しないと思いますが(笑)
ってことで本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。