そつがないのそつってなに?

基本スタンスは現状維持。事なかれ主義の意識低い系一般ピーポーが綴る雑記ブログです。

ギラファノコギリクワガタのペアリング~産卵セット~割り出しまで

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昨年の「秋の増種」記事で一度登場していますので、2度目の登場ですね。
ギラファノコギリクワガタstartです^^

親虫

ショップさんより通販で購入。
ノコギリクワガタは初挑戦ですね。

親虫data ギラファノコギリクワガタ(ケイスケ)
産地:フローレス島
♂108㎜ 2021年9月羽化
♀51㎜ 2021年9月羽化


「いや、こんなに伸ばす必要あった?(笑)」ってくらい長いアゴ。

いやはや、カッコいいです。


こんな立派な個体を羽化させる自信はないですが、なんとかやってみようと思います。

 

ギラファは多くの亜種が存在しますが、なんで亜種ケイスケをチョイスしたかと言いますと。
「大きくなる」「流通量が多い」ってのが決め手でしたね。

 

亜種ケイスケの学名は「Prosopocoilus giraffa keisukei」です。
最近知ったんですが「keisukei」語尾の“i”
これって命名者が男性なら-i、女性なら-aeとなることが多いようです。

(間違っていたらすいません)

 

男性だ女性だってのは時流に合わなくなってきているかもしれませんが
クワカブ飼育をしなければ知ることのなかった知識です。

興味深いです。

 

ja.wikipedia.org

 

「ケイスケ」が命名者(発見者?)の息子さんのお名前ってのは有名な話ですのでこれは知っていました。
亜種ケイスケが次男さん。亜種ダイスケが長男さんのお名前だとか。

ペアリング

購入時は休眠中でしたので、しっかり管理し成熟を待ちました。
♀が先に後食を開始していましたが寿命も長い種ですのでこの辺は焦る必要はありませんでした。
♂のエサ食いが良くなってきたかなってタイミングでペアリングを実施。

 

ハンドペアリング(という名の♀の上に♂を乗っけて見守るやり方)にてペアリングを実施しました。

僅か数分で無事交尾に至りました。

良く見るとヘラクレスのペアリングの時に見た赤い糸が確認できます。

産卵セット

♀はペアリング後、1週間しっかりゼリーを食べてもらいました。

産卵セットはいつも通り「マットがち詰め&材in」です。

♀を投入して完了です。

飼育スペースがいつパンクしてもおかしくない状況ですのでセット期間は2週間と短めにしました。

産卵セット セット期間:14日間
温度:25℃前後
環境:冷やし虫家にて温度管理

産卵セット割り出し

ケース側面にたくさんの幼虫が確認できます。

くるりんぱ。

いますねぇ♪

 

事前に用意していた800㏄ボトルに入れていきます。

 

途中で菌糸ビンが無くなりましたので、その辺に転がっていた未使用のマットやプリンカップにとりあえず投入しておきました。

 

結果:33頭

 

セット期間のわりに大漁でしたね(笑)

 

羽化までは1年くらいでしょうか。
新成虫を掘り出すその瞬間を夢見ながら、しっかり管理していきたいと思います(^^)

 

本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m