そつがないのそつってなに?

基本スタンスは現状維持。事なかれ主義の意識低い系一般ピーポーが綴る雑記ブログです。

ケルブスミヤマのペアリング~産卵セット~割り出しまで

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昨年の秋に生体を迎え入れたヨーロッパミヤマ(ケルブス)のブリード状況になります。

ケルブスミヤマ

まずは親♂の写真を。

いっぱい貼りましょう(提案)

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ケルブスの最大の特徴、真っ赤なアゴ

 

ネットの画像とか見てて本当にクワガタのアゴがこんなに赤くなるの?って思っていました。
ちょっと盛ってるんちゃうん?ぐらいの。


実際に購入し、手元に届いてこのアゴを見た時の興奮は今でも覚えております。
すごい!カッコいい!ヤバい!
疑ってスイマセンでしたm(_ _)m

 

産地は南フランスです。
現地では山に入ればこんなにカッコいいクワガタに出会えるんでしょうか。
考えただけでもワクワクします。

休眠期間

ウチに届いてから半年以上ワインセラーの中で休眠していました。
管理は水分を含ませた水苔で行いました。
あまりの休眠期間の長さに途中で死んでるんじゃないか?と心配になり、定期的にチェックしていましたが水苔の中でフツーに生きていました。
凄いですよね、ゼリーも食べずに何カ月も生きていられるなんて。
しかし♂1頭、♀1頭のワンペアしかいなかったんで、気が気じゃなかったです。
水苔がボロボロになったのを確認し、ゼリーを与えました。
♂♀ともに活動開始時期もズレがなく助かりました。

ペアリング

ゼリーの消費が良くなってきた頃合いを見計らいペアリングを実施しました。

同居ペアリングをさせようと思ったので、念の為アゴ縛りをしようとしました。

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が、見た目によらず(?)結構威嚇してきますね。

 

つけにくいな…。

 

もういいや(笑)
ってなりました。


そのまま同居させよ。っと。

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約1時間後・・・

あっ…。やってんなこれ(笑)

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なんの問題もなかったようです。

 

次の日の朝。

がっつりメイトガードしてました。

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産卵セット

ミヤマクワガタは初トライですので(というか飼育歴が浅いので大体初になりますが)
産卵セットの方法も今まで同様ネットを漁りまくりました。

 

黒土を混ぜた方が良いとの情報をキャッチしましたので、ホームセンターで調達。

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(分量が分からなかったんで)黒土と完熟マットをハーフ&ハーフで混ぜ合わせます。

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これまたネットで水分量は多めが良いとの情報を得ていた為、気持ち水分多めにしました。

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あとは♀を投入し、冷やし虫家で20℃前後を維持しました。

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時々様子を見ていましたが、♀は土のうえをウロウロしていることが多かったです。


正直、失敗に終わるかなって。
ま~たブリード失敗種が1つ追加されるんか…って半分諦めてましたね(笑)

割り出し

♀を取り出し1ヶ月半くらい放置していました。
どーせ失敗してるんでしょ。ってね。
でも!ちょっと前にケース側面に幼虫を確認することができたんですよ。
マジで嬉しかったですね(^^)

 

勝ちを確信して本日割り出しを決行いたしました。

 

結果は・・・6頭。

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数は少ないですが、個人的には満足です。


とりあえず産卵セットに使っていたマットで一時管理です。

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さいごに

振り返ってみるとミヤマの産卵セットに黒土いらないんじゃね?っていうのが個人的な感想です。
次にミヤマをやるときはちょっと別の方法を試してみようと思います。

 

いずれにしても幼虫がとれて良かったです。

 

ミヤマクワガタは活動後の寿命が短いです。
親虫は既に★になっております。


親に負けないくらいカッコいい個体を羽化させれるよう、しっかり管理していきます。

 

本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m