クワガタ・カブトの飼育を開始し、丸一年が経過しました。
増種に次ぐ増種で現在、国産・外国産あわせて8種のカブクワたちを飼育しています。
幼虫が短期間で大きくなったり、蛹になったり、羽化したり。と、日々変化を観察できる点は昆虫飼育の醍醐味ですね。
毎日楽しく過ごしています(^^♪
しかし、成長サイクルが早いということは、一緒にいられる期間も短いということになってきます。
昆虫の寿命は幼虫期間も合わせれば1年以上のものがほとんどですが、成虫になってから亡くなってしまうまでの期間は案外短いです。
オオクワガタやヒラタクワガタなどのように比較的長生きする種もいますが、成虫の寿命は1年未満の種が多くなります。
私が愛読しているこちらの本によりますと、ヘラクレスオオカブトの成虫の寿命は8ヶ月~1年となっています。
国産のカブトムシは約2ヶ月との記載があります。
成虫を購入してから、ある程度の時間が経過し最近こう思うようになりました。
その雄姿を写真に撮って残したい。
ということで、クワガタ・カブトの成虫を撮影する際に使用する撮影台(お立ち台)と撮影ボックスを購入しましたので、ご紹介したいと思います。
お立ち台 その1
こちらは小型種~中型種用です。
サイズはS~XLまでありましたが、Sサイズを購入しました。
直径:11cm、高さ:8.5cmとなっています。
素材は樹脂(レジン)というものを使っているようです。
モデルは能勢YG血統82.1㎜の超絶イケメン君です。
うん。なんかそれっぽく撮れたかな?w
真正面から。
カッコイイ(〃ノ∀`〃)ポッ
現在この♂を種親にした幼虫を40数頭、飼育中です。
目標はこの♂より大きく、そしてカッコイイ個体を羽化させることです。
お立ち台 その2
こちらは大型種用です。
結構大きいので撮影ボックスの背景に収まりませんでした。
端っこが見えちゃってますね。
こちらもサイズは色々ありましたが、XLサイズを購入しました。
デカすぎたか?w
サイズはW19×D20×H9cmとなっています。
素材はセラミックとのこと。
我が家で唯一のヘラクレスの♂君に登場してもらいましょう。
おぉ、良い感じ。
個人的にこのアングルが一番カッコイイと感じます。
下?横?から見たアングルもなかなか。
やっぱりヘラクレスはカッコイイですね(´▽`*)
圧倒的な人気と存在感。
仮に自分がヘラクレスと同じぐらいのサイズになったとして、前からこれ来てみ??
絶対腰抜かすわw
お立ち台 こだわった点
まずは人工物であること。
私はNO雑虫派です。
といいましても今現在、無数のトビムシやダニは発生してしまっていますが可能であれば彼らとはできるだけ関わりたくないです。
天然のクヌギの産卵木などを使用しても良かったんですが、少なからず雑虫は湧くと思いますので、お立ち台としては個人的にNGでした。
ご紹介した2つのお立ち台はレジンやセラミックで作られていますので少しはマシかなと思いまして上記のものを選択しました。
また、汚れてしまった場合は水洗いできるという利点もあります。
次に最低限の引っ掛かりがあること。
ツルツルしていると昆虫がつかまることができませんので、引っ掛かりがあるものを探しました。
あくまで最低限です。
あまりガッチリホールドされると引き離す時に大変なんで、最低限のデコボコがちょうど良いです。
撮影ボックス
ご利用されている方も多いと思いますが、こちらを使っています。
USBで電源に接続すればライトアップすることができます。
背景の色も変更することが可能です。
色虫
せっかく撮影ボックスを購入しましたので色虫も撮影してみました。
まずはメタリフェルホソアカクワガタ。
パープルとブラウンの両方が入っているんでしょうか。
アングルによって色味が違いますね。
お次はニジイロクワガタ。
ホワイトアイです。
ニジイロクワガタも色んなカラーがありますが、この子はノーマルですね。
若干、赤色が強いんでしょうか。
メタリフェルもニジイロも少しだけ幼虫がとれていますので、次世代でどんな色の個体が羽化してくるか楽しみです。
自然光の方が綺麗に色が出ると言われていますね。
ただ部屋の蛍光灯よりは綺麗に撮れたのではないかと思います。
さいごに
今まで撮ってきた写真はどれも「ブリードの記録を残す」ことが目的だったと思います。
見返してみるとほとんどの写真がケース越しになっています。
今回は「昆虫を撮影する」ことだけを目的に写真を撮りました。
単純に楽しかったです。
また一つ昆虫飼育の魅力に触れることができました。
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m