最近は日中こそ暑くなりますが朝晩は涼しくなってきており季節は秋へ移ってきていますね。
私、夏好きなんですよね。自分が8月生まれってこともあるかもしれませんが。
うっとおしいぐらい暑かった夏も終わっちゃうと考えると寂しいです。
さて、タイトルの件。
ついに!
購入しました(してしまいましたw)
『冷やし虫家HI』
購入したのはまだまだ暑かった8月下旬のこと。
我が家のブリードスペースはなりふり構わずエアコンを稼働させ温度管理を行っております。
そんな中、何故冷やし虫家を購入したか。
目的は2つです。
①室温とは違う温度帯の実現
②冬場の温室としての利用
冬はまだまだ先のことと思っちゃいますが、多分あっという間に冬になるでしょうね(;・∀・)
あと、増税前に買いたかったということもあります。
使用開始から2週間ほど経過しましたので、記事にまとめたいと思います。
また、商品到着からの組み立て、庫内の棚設置、空気循環や温度の推移などについても記述させていただきます。
ではでは
張り切っていきましょう~
go for it!
冷やし虫家について
昆虫飼育をされている方はご存知の方も多いと思いますが、当ブログの読者様の中にはクワガタ・カブトを飼育されていない方もいらっしゃいますので念のためご紹介させていただきます。
この度私が購入したのはシーラケース様の「冷やし虫家HI」という商品になります。
どういったものかと申しますと・・・
ペルチェ素子を使った簡易冷暖房付き昆虫飼育室。
標準タイプで約100㍑の空間を最適な設定温度に保つよう自動的に冷暖房する、昆虫飼育になくてはならない温度管理用装置です。
希望温度(1~40℃)に設定すれば必要な冷暖房を行います。
フォーテック様「ビートルプラザ」HPより引用
昆虫飼育は温度管理が一番重要になってきます。
よりシビアな温度管理を実現できるものがこちらの冷やし虫家ということになります。
お値段は・・・
気になる方は各自お調べください。
PlayStati●n4を買ってもお釣りがくるぐらいの値段です…。
なかなか勇気がいりました。
『冷やし虫家は資産』
そう自分に言い聞かせて購入しましたw
悔いはありません。
というかそうでも思わないとなかなか軽い気持ちで購入できない値段です。
でもホントですよ。
ヤフオクとかメルカリで出品されてるのをいつもウォッチしていますが、中古でも全然値崩れしてませんからね。
着弾・組み立て
私は直接シーラケース様へ注文を入れ購入しました。
購入前にサイズのことや故障時の対応など何点か質問させていただきました。
ご丁寧にお答えいただきありがとうございましたm(_ _)m
注文後すぐに届きました。
こちらです。
この段ボールの中に冷やし虫家のパーツが入っており自分で組み立てていくという流れです。
段ボールの中はこんな感じ。
パネルやペルチェ部分が入っています。
組み立て自体はそれほど難しくないと思います。
説明書も同封されていますが、YouTubeに組み立ての説明動画がアップされていますので私は動画を見ながら組み立てました。
注意点ではありませんが、本体自体がそこそこのサイズですので、組み立てスペースを確保する必要があります。
また床に置いて作業するよりは動画のように大きな台があればその上で作業した方が楽だと思います。
私は台が無かったので、床でやりましたが…。
完成です。
置き場所はメタルラックの上段部分です。
ここしか置くところがありません。
一人で持ち上げましたが、設置場所が高いところだったので持ち上げるのに一苦労しました。
腰いわすかと思いました|;-_-|=3 フゥ
妻に頼んで片方を持ってもらうことも可能でしたが、冷やし虫家を黙って購入したことによる後ろめたさから協力を仰ぐことができませんでした。
(当然冷やし虫家の値段は伝えていません)
温度の推移
早速稼働させます。
スイッチオン!
ファンの音は静かで良いですね。
庫内の温度がどのように推移しているか確認するためにデータロガーを購入しました。
ボタン電池で動きます。
とても小さいです、10円玉と比べるとこんな感じです。
専用のアプリをスマホにダウンロードしデータロガーとスマホを接続させます。
言語は日本語に変換できます。ちょっと日本語がおかしい時がありますが気にしないでおきましょう。
ではチェックしていきましょう。
設置環境:室温24℃~25℃、
冷やし虫家の設定温度は23℃にしてあります。
また、サンプリングスパンは1分に設定してあります。
冷やし虫家の中にデータロガーを置きます。
2個買いましたので、ファン付近と一番奥の方(ファンから遠いところ)に置いてみます。
ファン付近の温度推移はこのようになっています。
温度上がる→ファン動く→温度下がる→ファン止まる→温度上がる・・・の繰り返しでしょうか。
一定間隔で温度が上がり下がりしていますが温度変化は1℃以内に収まっています。
ちなみに温度だけではなく湿度も記録することができます。
ファンから遠いところはこのようになっています。
ファン付近より温度の変化が少なく安定していますね。
結果としては「冷やし虫家さすがっス」って感じで大満足です。
まぁそこそこの値段しましたので、これくらいはやってもらわないと困るんですが。
あとデータロガー便利です。
もっと他にも色々検証したくなってきました。
唯一の欠点はボタン電池の消耗が早すぎる点です(^^;)
庫内へ棚を設置
先輩方のブログ記事を参考にさせていただき、こちらの棚を購入しました。
「シンク下フリーラック」です。
早速設置。
うん、最高。これ(シンク下フリーラック)はこれ(冷やし虫家)の為に作られていますねw
別アングルから。
菌糸ビンを置いてみます。
良い感じですね。
空気の循環について
こちらも先輩方のブログ記事を参考にさせていただきました。
「アクアクールファン」を購入。
本来は水槽の水温を下げるために使われます。
このアクアクールファンで庫内の温度ムラを解消しようと思います。
付属の取り付け部品で棚に取り付けることができました。
首を動かすことができるので好みの角度に調整することができます。
コードを這わせ、外の電源につなぎます。
こちらのファンにした一番の理由はコード細さ。
コードを挟んでも冷やし虫家の扉を問題なく閉めることができます。
冷やし虫家ハーフ
じつは・・・。
数か月前に冷やし虫家ハーフをヤフオクで購入していました。
入札件数が少なかったので割と安く購入することができました。
こちらは今は使っていませんが、温度を高めにし産卵を促す際などに使おうと思います。
大好きなバンプオブチキンのステッカーを貼っていますv( ̄ー ̄)v
隣にあるのはベルソスの冷温庫です。こちらは当ブログでも何度かご紹介していますがカブクワ飼育を始めたタイミングで購入したものになります。
本来はペットボトルを冷やしたりするのに使うみたいですが、私は昆虫飼育専用機だと思っていますw
温度計
データロガーは一時的に置いているだけですので、通常時はこちらの温度計を使用します。
温度計の子機を庫内に置き、親機で受信します。
これで扉をいちいち開けることなく庫内の温度を確認することができます。
子機は3つありますので(汚い字ですが)左から「ベルソス」「虫家ハーフ」「冷やし虫家HI」と書いて、どこの温度が表示されているか分かるようにしています。
さいごに
私が言うまでもないですが、冷やし虫家最高です。
圧倒的安心感。
あとは耐久性ですね。ペルチェは故障しやすいという話があったりなかったり。
一応1年間のメーカー保証はありますが。
昔のBE-KUWA(ビークワ)で冷やし虫家の広告を目にしました。
スタイロフォーム感がスゴイんじゃ…。
色々改良が加えられてきたんですね。
というかもはや別物のような(^^;)
メーカー努力の賜物です。
シーラケース様これからもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
ということで冷やし虫家を買いましたっていう記事でした。
冷やし虫家を活用しこれからもクワカブ飼育を楽しみたいと思います。
現場からは以上です。