我が家では昨年から国産カブトの幼虫を2頭飼育しており、見える観察ケース「ラクぼっくす」にて羽化までの経過を観察しております。
前回はラクぼっくすへの【投入編】ということで記事を投稿いたしました。
www.kuro1-dia.com
投入編の記事を書いた時はもっと小刻みに【○○編】という形で記事を投稿する予定だったんですが、この記事が続編かつシリーズの完結編ということになってしまいました。
シリーズと言う程、大層なものではありませんが…(^_^;)
ラクぼっくすについて
前回記事でも記載がありますが、再度(*^^)v
ラクぼっくすは一般の飼育ケースに比べ、細長く作られており、幼虫が蛹になり羽化する様子を外から観察できるスグレモノです。
そもそも何故2頭だけなのか
そういえばあまり詳しく触れていなかったので一応。
カブトムシの幼虫の飼育を始めたきっかけは、私がオオクワガタの幼虫を飼いだした同タイミングで息子が「カブトムシの幼虫も飼いたい」と言い出したからです。
幼虫は近くの昆虫ショップで購入しました。
その時は家でたくさんの昆虫を飼うつもりはなかったので出来るだけ飼育頭数は抑えたいという気持ちがありました。
店舗での簡単なやりとりは以下の通りです。
私「国産カブトの幼虫を2頭くださいな」
店「オスメスが偏る可能性があるので大体の方は3頭以上購入されますよ?」
私「いや、2頭でいいっす(^^)」
店「マジか…。(かしこまりました~)」逆ゥー!
こんな具合です。
あ、あと。さらに念のために申し上げますと、ウチの息子は全くと言っていいほど昆虫に興味がありません。
今思えば、ですが。
この時は息子も本当にちょっとだけ昆虫に興味があったんですね...( -_-)遠い目
我が家の場合『子供がクワガタ・カブトを飼う⇒親も一緒にハマる⇒親の方がのめり込む』という幸せを具現化したようなパターンではありません。
飼育当初から私が一人で昆虫飼育を楽しんでいます。
では、気を取り直して?羽化までの様子を記事にまとめたいと思います。
前回記事でも触れていますが、私自身、国産カブトの羽化を見届けるのは今回が初めてです。拙い記述等あろうかと思いますがご容赦ください。
また、写真が暗く見にくいかと思います。申し訳ございません。
5/5 蛹室確認
縦型の蛹室を確認しました。
幼虫の周りのマットの色が濃くなっていますね。
動きも鈍くなっており蛹になる準備をしているようです。
5/12 蛹化確認
幼虫から蛹になっています。
見た瞬間「うぉぉ…」と思いました。
5/29 羽化間近
蛹の色もかなり濃くなってきており、いよいよ羽化しそうな感じですね。
5/30 羽化直後
蛹の外側だけがくしゅくしゅになっていました。
「あれ?脱ぎ捨てられてる?」と思いました。
羽化したんでしょうか?
それと同時に♂だったんだと確信しました。
さらに数時間後。体勢を変えてくれました。
羽化してましたね(^^)/
まだ上翅がオレンジ色です。
6/13 取り出し
途中で取り出さずに自力ハッチを待ちました。
完全に地上に出てきた時点で取り出し、飼育ケースへ。
立派な♂のカブトムシです。
キレイに羽化してくれました。
あと、もの凄いスピードで動き回りますねw
元気いっぱいです(^^♪
1頭目を取り出したあとのラクぼっくすです。
ここでひとつ問題が。
「もう1頭どうなった??」
実はもう1頭の幼虫に関してはケース外から蛹室を確認することができずにいました。
ま、まさか途中で死んじゃったのか・・・?
少し怖かったですが、ケースをひっくり返し探してみます。
するとケースの底の方にいました!♀でした。
蛹室が小さく外からは見えていなかったみたいです。
この子も元気いっぱいで捕まえるのに苦労しました(^_^;)
2頭ともゼリーを入れてあげると早速食べ始めていました。
上記のとおり、強行的に2頭のみを飼育していたわけですが、結果、♂1頭、♀1頭に上手く分かれてくれました。
空気の読める子達で良かったです。
さいごに
はじめての国産カブトの幼虫飼育でしたが、無事に羽化まで漕ぎつけることができました。
素直に嬉しく思います(^^)
私が貼り付けている写真は見えにくいですが、撮り方が下手くそなだけで実際に見てみるともっと良く観察することができます。
ラクぼっくす、おススメです。
ブリードはどうしようか考え中です。
飼育スペースがすでにパンク寸前ですので(^_^;)
本日は以上です。
現場からくろ1がお送りしました。