菌糸プリンカップにて保管していたオオクワガタの幼虫を菌糸ビンへ入れ替えましたので飼育記録として記事に残したいと思います。
今回入れ替えを行ったのはこちらの記事で割り出しを行った幼虫達です。
記事では44頭の幼虫がとれたと記載しておりますが、その後プリンカップ投入前に1頭亡くなってしまいましたので本日入れ替えを行ったのは43頭ということになります。
交換前のプリンカップです。
中には完食されそうなものもありました。
幼虫達には約1ヶ月この中で過ごしてもらいました。
菌糸ビンを準備
既製品の菌糸ビンを購入しました。
当然幼虫の数だけ菌糸ビンが必要になります。
43本用意しました。
結構な出費になっちゃいましたね(;一_一)
費用を抑えるために自詰めする方法もあるんでしょうけど、今のところは考えていません。
菌糸ビンは800㏄と1400㏄のものをそれぞれ数本ずつ用意しました。
大きな幼虫や♂と思われる幼虫を優先的に1400㏄に入れる作戦です。
菌糸ビンへ投入
流れとしてはプリンカップを掘り出し→幼虫を確認(写真撮影)→800㏄ or 1400㏄どちらかに投入。
これを43回繰り返します。
写真はこのように撮影しました。
管理番号と幼虫、そして体重がわかるようにしてあります。
幼虫のデータはPCにて管理していますが、リスク管理としてスマホ内にも写真データとして残しておきます。
結果、スマホのカメラロールは幼虫の写真だらけになってしまいましたw
あるかないか分かりませんが、この先どなたかに生体をお譲りする際は管理カードの作成は必須になろうかと思いますので、「いつ」「体重何gで」「どの菌糸ビンに投入したか」や「羽化はいつ頃で」「体長は何㎜」だったという飼育データはキチンと残しておきたいと思っています。
管理番号については何のひねりもありません(汚い字で大変恐縮ですw)
趣味でブリードしているだけなんで、自分が管理できればそれでいいかな、と。
こちらの個体は「YG19-A24」と記載しています。
「YG血統のオオクワガタで2019年に24番目に最初のプリンカップ(または菌糸ビン)に入れた幼虫」ということになります。
「A」と記載があるのは同じ♂と違う♀で、もうひとつ産卵セットを組んであるので、そちらと区別するためです。
加齢直後の幼虫が
結構数がありましたので淡々と作業を続けていると、様子の違う幼虫が出てきました。
一瞬「死んじゃった?」って思いました。
でも良く見ると動いているので違うみたいです。
頭がオレンジ色ではなく白色でしたので、脱皮したばっかりで加齢直後だったみたいです。
貴重な瞬間を写真に収めることができました。
幼虫にとっては迷惑この上ないタイミングだったと思いますが(^_^;)
この子は体重測定せずプリンカップのフタをそっと戻しました。
数日経ってから菌糸ビンに移し替えます。
幼虫体重について
42頭の平均体重は7.0gで、MAXは18.3g、MINは2.2gでした。
※1頭は加齢直後の為、測定せず。
同じ環境に置いているんですが成長速度に結構バラつきが生じていますね。
一番大きかった子です(お尻しか見えていませんが^^;)
また、体重は大きく変わらないのに頭幅が全然違う幼虫もいました。
今まで数頭しか幼虫を飼育していなかったんで、こうやってたくさんの幼虫を観察するとおもしろいです。
いずれにしても、みんな元気でよかったです。
次に交換する時は一体どれくらい大きくなっているんでしょうか。
今からとても楽しみです(^^♪
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m