この度、見える観察ケース「ラクぼっくす」を購入しました。
目的はカブトムシの蛹化から羽化を観察するためです。
お恥ずかしい話ですが、実は今までカブトムシを羽化させた経験がありません。
そりゃ『ど』が付くほどの田舎で生まれ育ちましたので、子供の頃は野山を駆けずり回り多くのカブトムシ・クワガタを捕まえたものです。
なにも知識を持ち合わせていなかった当時、捕まえた虫たちを1つのケースにぶち込み、超多頭飼育をしておりました。
スイカやキュウリも普通に与えていました。
ケースの中では昆虫たちが毎日のようにエサを取り合いケンカをしていました。
虫たちにとっては劣悪な環境だったと思います。
今考えるとなんて酷いことをしていたんだと後悔しています。
ただ、先述の通り多頭飼育をしていましたので、交尾は目撃したことがあります。
…が、マットなどはそこら辺の土を入れたのみ。
しかもほんの数センチ、ケースの底に敷いた程度でした。
そんな飼育環境でメスが産卵するわけもなく、天に召されていきました(~_~;)
冒頭から脱線気味ですが本題へ(^^;)
そんなこんなで国産カブトの羽化を見守りたいと思います。
はじめに
昨年9月オオクワガタの幼虫を購入し飼育を開始しました。
ほぼ同時期に国産カブトムシの幼虫(2頭)も購入し飼育しております。
今は家の中で一番温度変化が少ない玄関で越冬中です。
温度管理はせず常温で過ごしてもらっています。
越冬中は一番気温の低い日で8℃ぐらいまで落ちていました。
最近は暖かい日も多くなり15℃~18℃の間で推移しています。
そろそろマット交換もしなければいけませんので、交換を兼ねて幼虫達をラクぼっくすに移したいと思います。
ちなみに温度の確認はセンサー受信型の温湿度計で行っています。
発泡スチロールの中にセンサーを設置し親機で受信、自室に居ながらにして温湿度の確認ができちゃう便利アイテムです(^^)
我が家は1階が玄関のみ、居住スペースは2階部分となっているハイツに住んでいます。
1階と2階でそこそこ距離や壁などの障害物がありますが難なく受信できています。
ラクぼっくすを購入
これがラクぼっくす。
細長いケースで幼虫がどの場所で蛹室をつくっても外から見れるように作られています。
コバエ防止シールも付いています。
メーカーは有限会社ヤマイネさん。
おぉ!我が生まれ故郷、奈良県の会社ではありませんか。
なんか親近感(^^♪
マットを準備
幼虫を購入した時に一緒に買ったマットを使います。
購入時、店主が目の前でケースに入れてくれた分の残りです。
やっと使う時がきましたが、それでもまだ半分以上残ってます。
適度に加水しケースに入れていきます。
ガス抜きが必要かもしれませんが、購入時に店主もやってなかったので同じようにやりません。(こんなんで大丈夫か?w)
ケースの底から7割くらいはマットを固く詰めます。
こうすることにより幼虫がつくった蛹室が崩れにくくなるんだとか。
上部はふんわり目にマットを入れます。
幼虫を投入
今まで幼虫が過ごしていたコバエシャッター(小)です。
中には大量のトビムシがいます(+_+)
何匹かはフィルターやフタの隙間を突破し外に出てきています。
黄色い小さなつぶつぶはダニピタクリーンです。
以前雑虫が湧いた際にまきました。
購入した時に霧吹き等も必要ないと説明を受けましたので今日まで約半年ノータッチでした。
では掘り返していきましょう。
久しぶりの再会です。
元気にしているんでしょうか。
ラクぼっくすに入れちゃう前に体重測定をしておきます。
1頭目。
23.6g
ふむ…。大きいのか小さいのかよく分かりませんw
とりあえず生存が確認できて一安心。
2頭目。
38.2g
で、デカくない…?
今までオオクワガタの幼虫しか見てなかったので単純にデカいなと。
オスかメスか判別できる知識などは持ち合わせておりませんので、羽化してからのお楽しみということで。
また、そんな余裕もありませんでしたしね…。
ケースに投入します。
ゆっくり潜っていきました。
とりあえず元気そうで良かったです!(^^)!
ディフェンスシートをかまし、コバエ防止シールを貼ったフタをして終了です。
今後の管理
ラクぼっくすで観察するために今後は室内にケースを設置します。
ただ、いきなり温度が変化しちゃうとストレスになりますので、玄関→廊下→室内と慣らしていこうと思います。
まずは廊下で1週間くらい過ごしてもらいましょう。
さて、うまく羽化してれるか!?
今後も経過を見守りたいと思います^_^
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m