そつがないのそつってなに?

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クワガタ・カブト飼育用の室内温室を導入 ~温度管理や熱源、空気の循環について~

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先日、オオクワガタのブリードスペースが完成した記事を書かせていただきました。

 

www.kuro1-dia.com

 

本日はその中枢を担う「室内温室」の温度管理について自分なりの管理方法を残したいと思います。

 

では張り切っていきましょう。


go for it!!

 

温室について

設置した温室は「室内用温室 FHB-1508S」です。

ピカコーポレーション

値段は約3万円です(^^;)
妻には金額は伝えていません…

 

温室が届くのは私が仕事をしている日中です。

仕事に行く前に妻には「大きな荷物が届くこと」「玄関からは自分が運ぶこと」「オオクワガタの飼育に使うこと」を伝えておきました。
これで根回しは完璧です。・・・。
深く詮索されることはありません。
例え夫婦でも人の趣味にとやかく言うのはやめた方がいいですね。
これ大事!円満の秘訣。

 

そんなこんなで届いたものがこちら。
ど~ん・・・

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このスペースを作るのもかなり大変でした(-_-;)

休みの日を利用して組み立てました。
説明書には必ず2人で作業してくださいと書かれていましたが1人でやるしかありません。
結構大変でしたが何とか組み立てることができました。

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白い棚も追加で4枚買いました。
これも結構良い値段でした。
たかが棚でこの金額!?みたいな。
これがトッピング商法か・・・。恐るべし。

熱源とサーモスタット

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熱源は小型のファンヒーター「TEKNOS モバイルセラミックヒーター」にしました。

「ジェックス サーモスタット NX003N」は「よく一緒に購入されている商品」の案内に従いそのまま購入。

温室用のパネルヒーターも検討しましたが、サーモが効いてスイッチが切れてからも
余熱が結構あるとのレビューがあったので自分には使いこなすのは難しいと思い断念しました。
あと単にファンヒーターの方が安かったというのもあります。


サイズは本当に小型です。
ペットボトルと並べるとこんな感じです。

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本体の底には転倒時に自動でスイッチが切れるボタンがあり安全設計になっています。

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割とどっしりしているので、まず倒れることはないと思いますが。

 

ファンヒーターで温室内を温めるので乾燥が気になります。
湿度は20%台が表示されDRY(+_+)みたいな顔が表示されてしまっています。
オオクワガタの飼育では湿度に関しては温度ほど気を付ける必要はないかもしれませんが
乾燥し過ぎも良くないと思いましたので、コップとコーヒーフィルターで即席の保湿アイテムを設置しました。

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簡単なつくりですが、だいぶ湿度が安定するようになりました。

温室内の空気循環

これが一番悩みました。
当然ですが暖かい空気は上の方に、冷たい空気は下の方に、いきます。
温室内での温度差が結構出ていました。
あえて温度差を作りそれを利用する手もありだとは思いますが
個人的には温室内の空気が淀んでいる感じがして気持ちよくないです。

 

温室内の空気を循環させる為にファンを導入しました。
買ったのはこれです。

「AC Infinity MULTIFAN S1 静音 80mm USB 冷却ファン」 

静音 80mm USB 冷却ファン

本来はパソコンなどを冷やす冷却ファンとして使います。

届いた箱を開けたところ。

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取り出すとこんな感じ。コードがわちゃわちゃしていますが結構長さがあります。

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本体部分です。8㎝×8㎝の大きさですごくコンパクトです。

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本体へのコード配線もスッキリしています。

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電源を取るUSBとは別に中継?できる差し込みもあります。
電源が1つあれば複数台稼働できるようです。

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ファンの強弱も調整できます。

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なにやら矢印が。一つは風の出る方向だと分かりました。

横の矢印はファンの回る方向でしょうか。

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設置した写真がこちら。

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手前のファンが下の空気を上に送り、奥のファンが上部に溜まった暖かい空気を下の方に送ります。
これにより温室内の空気を循環させ温度の安定を図ります。

イメージとしてはこんな感じです。

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なにより決め手だったのがこのゴム部分。

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静音ファンですので、振動はほぼありませんがこのゴムでそのわずかな振動も吸収してもらおうというわけです。

 

ファンの導入で温室内の温度はかなり均一化されましたが、やはり一番下の段は上部に比べ1℃ほど低くなっています。

温湿度計

温度のチェックはこちらの温湿度計で行います。
「ThermoPro デジタル温湿度計」

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大きさは縦8㎝横7㎝と小型。電池付き(単4電池)です。

後ろの写真です。
スタンドを立てて置いてもよし、マグネットでくっつけてもよしです。

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4個買いましたので正確かチェックしてみます。
とりあえず1時間ほど置いてみたところ・・・

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なかなか正確ですね(^^♪


ちなみにこの温湿度計、測定した温度と湿度の最低値と最高値を記録してくれます。
温室内はそこまで温度差は発生しませんが、常温管理時は部屋の温度がどこまで低くなったか分かるのが良いですね。
また、後ろにはクリアーボタンがあり、簡単にリセットできます。

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保温対策

この温室は前面・後面・側面に引き戸がついていて開け閉めができます。
その為、案外隙間があるんですよね。
手を近づけると結構暖かい空気が逃げています。
保温・節電効果があるかは分かりませんが使わない後面・側面へ100均の保温アルミシートを貼りつけました。

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あと気になったのが引き戸を閉める際の音。
戸がガラスで枠がアルミなんで結構音が出るんですよね。
ピシャンって。
まず音が不快なのと、よく見るとここにも数ミリの隙間があります。
中に入っているオオクワガタも音でビクッてしてましたので、ストレスにもなりますしね。
音の緩和と温室の保温効果拡大をねらい100均で買ってきたクッションテープを貼りました。

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これがbefore

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これがafter

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閉めるとこんな感じです。うん快適!(^^)!

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嫌な音もなくなって保温も多分できてて一石二鳥です。

夏場の温室利用について

現在温室内は23℃前後で維持していますので、常温が追いつくまではもちろん温室として使用します。
夏になれば成虫は温室から出し、棚で常温飼育しようと考えています。
昨年の夏は幼虫のみの飼育でしたので、小型の冷温庫で凌ぎましたが、今年はとても入りきりません。
意を決してエアコンでの温度管理を実施しようと思います。
電気代はどうなってしまうのか・・・(-"-)
夏の間は温室は菌糸ビン保管庫として使おうと考えています。
以前の記事でも書きましたが、匂い対策として温室を使います。

さいごに

つい先日簡易温室を自作した記事を書きましたが

 

www.kuro1-dia.com

 

早くもガチ温室を導入してしまいました(;'∀')

 

あ、簡易温室は別に使わなくなるわけではありませんので一応念のため…
今も極太系のオオクワガタの幼虫が入っており、温室とは違う温度帯で管理しています。

 

ということで・・・
今回は室内温室の温度管理について紹介させていただきました。
この記事が温室の導入を考えている方の参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m